投資を始めて5年目。当初は投資信託メインで運用していましたが、インデックス運用の積立投資というのはとかく退屈で余剰資金が増えるにつれてIPO・株主優待クロス取引・仮想通貨と運用商品を増やしてきました。
投資においては生活防衛資金が数カ月分必要だと言われますが、私の場合は全運用資産の約10%を現金で保有するようにしていてその資金はIPOの軍資金も兼ねています。
しかしこのIPOですが1年間申込を続けて1件当選するかどうかで決して収益性が高いとは言えません。
そこで以前から不動産投資を考えていたのですが、少なからず業者とのやりとりといった対面での対応が求められるということで私の性格には合いそうにありません。
このまま余剰資金を寝かせておくのはもったいない。何かいい投資商品は無いかと思案していたところソーシャルレンディングという運用手法を知りました。
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい会社(借り手)とお金を運用して増やしたい人(貸し手)をマッチングするサービス。クラウドファンディング+投資といえば分かりやすいでしょうか?
個人では敷居が高い不動産投資もソーシャルレンディングならば1万円から投資することができます。
投資利回り
下の図は予定利回り8%の不動産ローンファンドに16ヶ月投資した場合の予定収益です。
金利0.01%の銀行に預けてもたった5円にしかなりませんが今回の投資で約2,500円と500倍近くの収益を見込むことができます。
REIT(不動産投資信託)との違い
ソーシャルレンディング | REIT(不動産投資信託) | |
---|---|---|
価格変動 | なし | 上場されているため日々変動 |
リスク | 貸し倒れ、返済遅延の可能性有り | 元本割れの可能性有り |
途中換金 | 不可 | 可 |
REITは株式同様に証券取引所で売買可能ですが、また複数の物件に投資されているので分散効果も期待できますが、価格変動によっては元本割れの可能性もあります。
一方のソーシャルレンディングは投資ではなく返済を前提とした融資のためその期間の換金はできません。元本以上の損をすることはありませんが、貸し倒れ等のリスクを負うことになります。
税金・確定申告について
私自身まだ分配金を受け取ったことがないのでわかりませんが、雑所得として約20%が源泉徴収された後の分配金が振り込まれるようです。雑所得は今旬の仮想通貨と同じく総合課税になるのでご自身の課税所得金額によっては確定申告で還付・追徴の可能性がでてきます。
徹底した分散が必要
さて、ソーシャルレンディングは高い利回りを実現する一方でリスクもそれなりに高い商品になるかと思います。
そのためリスク分散のために投資案件はもちろんですが、取扱会社も分散させた方がより安全かと思います。
私が現在口座開設しているのは
- ラッキーバンク
- オーナーズブック
- SBIソーシャルレンディング
- クラウドバンク
- maneo
の5社ですが、今後様子を見ながら増やしていこうと考えています。
投資商品は不動産中心に分散させる予定ですが、エネルギー関連も高い利回りがあるので興味深いところです。
現在投資しているのは以下のとおりです。
ファンド名 | 運用期間 | 元本 | 予定利回り | 予定運用益 |
---|---|---|---|---|
SBISL不動産担保ローン事業者ファンド2018年1月第2号 | 14ヶ月 | 10,000円 | 3.20% | 373円 |
杉並区新築マンション第2号ファンド第1回 | 14ヶ月 | 10,000円 | 4.50% | 525円 |
不動産担保型ローンファンド第146号 | 6ヶ月 | 10,000円 | 6.70% | 332円 |
【1/31募集】第413号ローンファンド 東京都千代田区神田・岩本町エリア×東京都中央区 | 6ヶ月 | 70,000円 | 7.80% | 2,897円 |
【1/25募集】第412号ローンファンド Lucky Bank 登録ユーザー7000名突破記念 | 16ヶ月 | 30,000円 | 8% | 3,171円 |
風力発電ファンド82号 | 7ヶ月 | 10,000円 | 6.70% | 389円 |
現在コインチェック騒動で資金拘束されている真っ最中ではありますが、だいたい月にこれくらいのペースで投資案件を増やしていこうと思います。