こんにちは。今年もたくさんの投資本を読んでドヤることができた管理人です。
本を読むだけで何となく今の俺、輝いてる?と思えるから不思議です。
読むだけのインプットだけじゃいかん、アウトプットしていかにゃ!と数年前に思いたってブログでも読書感想なんぞを書き始めたのですが文章力や語彙力の不足からなかなか上手くいかずにもどかしい思いをしていて恥ずかしい限りですが、そんな私が読んで少なからずこれは良いと思った本を紹介します。
投資初心者はiDeCoを活用せよ
個人型確定拠出年金iDeCo、2017年からは公務員や専業主婦等ほぼ全ての人が加入できる自分で積み立てて自分で運用する年金制度。
この本を読めば
- 個人型確定拠出年金のメリットは?
- 金融機関はどこを選べばいいの?
- 最終的にどうやって受け取ればいいの?
なんて疑問がわかりやすく説明されています。
一番やさしい!一番くわしい!の謳い文句は伊達じゃありません。
オタクのための投資本
プリキュア声優の浅野真澄さんが「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著者山田真哉さんと初めたラジオ「週刊マネーランド」で得た知識を活かしてマザーズ市場で300万儲けた話。
しかしこの本が出版されたのがブレグジットショックも過ぎた8月下旬。果たして現在のマザーズ市場は・・・
投資信託のデメリットも知っておこう
本書の中にはインデックス派の皆さんが度々議論する「ドルコスト平均法は意味がない?」や「インデックス運用vsアクティブ運用」といったことについて書かれています。また面白いのが
- 多くのインデックスファンド信者
- インデックスファンドを熱烈に支持している人たち
- 一部のインデックスファンド愛好家
- インデックスファンドを礼賛する方
- インデックスの気持ち悪さ
といったようなインデックスファンド派を揶揄する言葉の数々。うんうんそうだそうだ(笑)と思いながら読んでいきました。
オイコノミアの大竹先生おすすめ
中学や高校の歴史の教科書って人物、主に武家が活躍する歴史の主軸となる部分とその他の文化的な部分に分かれていたと思うのですが本書はその他として書かれていた(そう思っていたのは僕だけかもしれませんが)文化的な部分が主軸となっています。
読み進めていくと墾田永年私財法や楽市・楽座といった聞いたことはあるけれどそれって何だったっけ?という言葉がわんさかでてきます。なんとなく意味は覚えているのですが、当時はあまり興味なく読み飛ばしていった部分でしたが、マーケットの進化という点に着目して順を追って読み進めていくと、これがなかなかおもしろい。
- 8世紀頃の律令制の時代、どのように資源配分が実現していたのか?
- 13世紀から14世紀にかけて活発化した遠隔地取引がなぜ16世紀に停滞したのか?
- 徳川政権で金銭取引が活発化していく上での司法制度は?
- 関東大震災後の市場の機能を活用した復興
勇猛果敢な武将の活躍はでてきませんが、その裏で市場、マーケットがどのように発展していったのか?どういった問題を抱えていてどうやって解決していったのか?
日本史の副読書として大変興味深い一冊でした。
マイナス金利にも負けない究極の分散投資術
朝倉先生の本はモーニングスター解説本が多いのですが今回はどうでしょうか?
日本株や外国株、各種債券やREIT。投資信託とETF。どんな投資商品をどれくらいの割合で買うのがベストなのか?この本を読めば究極のポートフォリオが分かります。