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【iDeCo】ひふみ年金はAI運用に勝てるのか?個人型確定拠出年金の話

2017年からの確定拠出年金加入者拡大に向けて各証券会社のプラン拡充が盛り上がってきました!
中でもSBI証券で取扱が開始されるひふみ年金には大いに注目したいところです。
今まで目ぼしい投資商品はニッセイ日経225インデックスファンド、DCニッセイ外国株式インデックス、EXE-iシリーズくらいだったのですが、これで選択の幅が広がります。
ひふみ運用はアクティブ運用ではありますが「守りながらふやす」をモットーに安定したリターンを生んでるファンドです。

ひふみ3兄弟

現在ひふみシリーズは3種類。信託報酬に違いがありますがどれもひふみ投信をマザーファンドとして主に日本株、その中でも特に中小型株に分散投資しています。

  • 直販専用のひふみ投信(税込1.0584%)
  • 証券会社で買えるひふみプラス(純資産額に応じて税込1.0584%〜0.8424%)
  • 確定拠出年金用のひふみ年金(税込0.82080%)

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引用ひふみ投信

Fintech(フィンテック)という言葉を聞いたことがありますか?

Fintech(フィンテック、FinTech、Financial technology)とは、情報技術(IT)を駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりする動きのことである。

昨今続々と登場している低コストファンドはこのフィンテックによる技術革新の影響が大きいと思います。

コンピューターのプログラムが個人投資家に資産運用を助言する「ロボット・アドバイザー」が日本で普及期に入ろうとしている。世界最大の運用会社、米ブラックロックが近くサービスを始めるほか、大和証券や松井証券など証券会社も参入する。ベンチャー企業を合わせれば来春までに20社弱がサービスを提供する。個人金融資産1700兆円を巡り...
国内外の株式や債券など資産ごとの指数連動型(インデックス型)投信をそろえたシリーズ商品の新規設定が活発だ。最近では顧客の低コスト投信に対するニーズが強く、信託報酬(運用管理費用)をより低めに抑えたタイプの設定が相次いでいる。低コストインデックス型投信の規模は、8月末時点で150本ほど、純資産残高は8000億円程度まで拡...

パッシブ運用の投資信託の信託報酬は今や0.2%代。これと比べるとひふみの0.8%というのは4倍です!ボッタクリやろ!と思いたくなるのもしばしば。

それでも納得するのはひふみ投信、ひふみ年金は人力で様々な情報をリサーチし、銘柄を組み換え、市場に柔軟に対応しているという実績を買われてのことだと思います。

AIは投資信託の夢をみるか

この先ロボットアドバイザーがその枠を超えて運用の実権を100%握るようになればファンドマネージャーの存在意義って無くなるのでしょうか?

完全に無くなるなんてことはなくてもそういう時代がやってくるとひふみ投信のようなアクティブファンドは信託報酬を下げざるを得なくなるのではないでしょうか?

それともAIが常に最適な投資信託を設定して、市場にあるダメなファンドは淘汰されていくのでしょうか?

なんとなくそんな時代が遠くないような気がして確定拠出年金をアクティブファンドであるひふみ年金一択で行くのは躊躇してしまいます。