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杖立温泉にて名物杖立プリンを食べ忘れる

九州ふっこう割旅行2日目。九州百名山の涌蓋山を登った後は杖立温泉へとやってきました。
街の中心に流れる川を挟んで両側にたくさんの温泉旅館が立ち並んでいます。

今日の旅館はふくみ山荘

川のすぐ側に車を停めて本日の宿へ。ナビによるとこの路地の奥なんですがすごい場所だな。
杖立温泉にはこういった路地がたくさんあり背戸屋(せどや)と呼ばれているらしく昭和の街にタイムスリップしたような感覚に包まれます。
ほどなく歩くと宿が見えてきました。裏口でも勝手口でもありません。まごうことなくこれが正面玄関のようです。

こういった旅館なので部屋はあまり期待していなかったのですが、謝ります。失礼しました。
見た目こそ古いものの中は綺麗な作りにリフォームされていて、共同トイレが多い杖立温泉にあって部屋トイレがあり、ウォシュレット完備でした。
しかもWi-Fi完備。インターネット環境も文句無しで嬉しい誤算でした。


露天風呂 満天の湯

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温泉画像は観光協会のサイトより拝借
http://tsuetate-onsen.com/

涌蓋山から下山して、ここまで汗だくのままやってきたのでチェックインしてすぐに温泉に向かいます。
内湯と名物の蒸し湯を堪能して露天風呂へ。杖立温泉の源泉は98度以上と日本一温度の高い温泉なんだそうです。
とは言ってもむし湯は普通のサウナよりも温度が低いため楽に長く入っていることができます。

一つだけ難点をあげると露天風呂の。田舎だからか都会の3倍ほどの大きさの蚊がブンブン飛んでいて恐怖を感じます。昼はそうでもありませんでしたが、夕方から夜にかけては・・・
それと露天風呂は時間帯で男女入れ替えです。この日は昼夜が男性。朝が女性でした。


熊本にきたら馬刺し

お楽しみの夕食。もちろん楽しみは熊本名物の馬刺し。別料金でしたが今回は奮発して用意してもらいました。
赤味の馬肉はアッサリとした味わい。白味のたてがみはコラーゲンたっぷりのぷりぷりとした食感で最高でした。

他にも豆乳鍋のすき焼きや、ヤマメ(たぶん)の塩焼きに天ぷらにデザート。次々に料理が運ばれてきて腹いっぱいになりました。



杖立プリン

実は杖立温泉では地元の小国ジャージー牛乳を使ったプリンを各旅館で提供しているらしくて、ここふくみ山荘では女将さん手作りのほろにがプリンがそれでした。
名物というからには夕食か朝食のデザートででてくるんだろうな。と楽しみにしていたんですが残念ながら夕食のデザートは梨でした。どちらにせよもうお腹もいっぱいなので朝食のデザートに期待することにします。


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杖立の街を散策

あちこちから湯気が上がり風情あるれる温泉街の朝。
朝食まで時間があるので辺りを散策しに行ってきます。
紅葉橋にかかるのはたくさんの絵馬ではなくて魚の形をした絵鯉。鯉のぼりで有名な杖立温泉ならではの光景でした。

街のあちこちから湯気が吹き出すむし湯があって、食材を持ち込めば手軽に蒸し料理を楽しむことができます。ゆで玉子を作ってみたかった~。

朝食こそプリン!?

朝食も夕食に負けないくらいのボリュームでした。お櫃いっぱいにご飯が盛られていて仲居さんが「ご飯足りますか?」なんて聞いてくれるんですが、十分です。というか半分も食べられません。目玉焼きもこんな風にいただくのは初めてでした。
そしてお待ちかねのデザート!ついにプリンか?と期待して待っていたのですが、朝食にデザートはありませんでした( ;∀;)


そんなこんなでチェックアウト


こうなりゃフロントで食べようと思ったら誰もいない。ボケーっとプリン手帳なるものを眺めていたらあっという間に時間が過ぎてバタバタとチェックアウト。ついに杖立プリンを食べずじまいでした。

このままじゃ納得いかんと帰りに寄ったのはアイスクリーム屋さんのついんスター。ここではその名も芸術ソフトなる芸術的なソフトクリームを食べることができて大満足。

ふくみ山荘の方みんなが「またおいで。」と言ってくれたので次回こそはプリンを食べにまた訪れたいと思います。