トレランシューズとして確固たる地位を築いてきたアルトラのLONE PEAK(ローンピーク)。よりクッション性を高めたオリンパスやスピード性を重視したスペリオールといったモデルもありますが、あらゆる路面やレース環境に対応してオールマイティーに使えるのがローンピーク。その最新モデルローンピーク3を購入したのでレビューします。
アルトラを知らない人へ
普通のシューズはつま先部分のソールの厚さがかかと部分の2倍近くになっていることが多いそうなのですが、アルトラのシューズはゼロドロップといってつま先もかかとも地面との距離が均一になるように作られています。
そしてさらに足の指先が自然に広がるようにつま先部分は広めに作られています。僕はこの履き心地の良さが決め手でアルトラのシューズを購入するに至りました。
より自然な走り方をコンセプトに作られたのがアルトラのシューズです。
より地面を掴めるようになったソール
写真はローンピーク2.5との比較です。基本的なパターンは同じですが拡大してみるとより進化している点があります。
つま先部分のソールが「かえし」のように内側に沿っていて鉤爪のような形状になっているのが分かります。また中央部分への窪みもできていて、ガレ場や雨に濡れた地面のグリップ力がより強固なモノになったように思えます。
トレイルランの下りで後ろに転んでしまうのは重心移動が上手くできていないからと習ったことがあります。
ローンピークを履いて地面を掴むように重心を移動できたら苦手な下りも克服できるかもしれません。
インソール比較
左から
- ローンピーク2:24cm(ウィメンズ)
- ローンピーク3:25cm(メンズ)
- バハダ:25cm(ウィメンズ)
実は今まで女性用の24cmを履いていたんですが今回は男性用の25cmを購入しました。
以前参加した集まりで比較的大きいサイズでも履けたこと。そしてアルトラの教本につま先部分と靴の先端部分が1.3cm程離れるようなサイズを選んでください。と書いてあったことが理由です。
アルトラはモデルによってサイズ感が違うのでこういうイベントがあれば是非参加してみることをおすすめします。
これは何に使うんだ?
かかとの部分がマジックテープになっているのですが、これはゲイタートラップといってゲイター(泥除け)
を止めるための仕組みだそうです。残念ながら前モデルから一度も使ったことがありません。
つま先部分の輪っか。コレは何だ?過去のモデルにもありませんでした。
いざ、山へ!
今年の夏もあと僅か、トレランもいいですがローンピークを履いてファストパッキングなんてのも面白そう。
そういえばローンピークにもミッドカットモデルが登場したようです。登山にトレイルランニングに今後ますます大活躍してくれそうです。
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価格:16,200円 |
コメント
はじめまして。1トンと申します
ローンピークのレビュー有り難うございます。購入を考えていましたが早速お店に行ってみます紐先の輪っかはゲイターのフックをかけれるようになってるんですね。参考になりました。有り難う御座いました。
コメントありがとうございます^^
なるほど前の輪っかもゲイター用なのですね!ちゃんと考えてつけられてるんですね