霧島えびの高原エクストリームトレイル、通称きりえびに向けて霧島山系でトレーニングしてきました。
前回は第2エイド地点でリタイアしてしまったため今年は何としても感想せねばなりません!本番に向けて山用の足をつくるために霧島の山を踏破します。
今回走ったコース
スタート:白鳥温泉下湯 ~ アバンダントしらとり郷土の森 ~ 白鳥山(1,363m) ~ 韓国岳(1,700m) ~ 大浪池池巡り ~ えびの岳(1,292m) ~ 甑岳(1,301m) ~ アバンダントしらとり郷土の森 ~ ゴール:白鳥温泉下湯
これ、本番よりキツイんじゃないか!?なんて思いましたが累積標高は2000m前後なので意外と高低差は少ないコースでした。
白鳥温泉下湯
早朝6時、日の出とともに白鳥温泉下湯を出発。スタート時はトレーナーを羽織って走りましたが5分もすると暑さがこみ上げてきます。序盤は上りが続くのでほとんど早足の歩きです。
しらとり郷土の森
ところどころ新しい標識ができていました。
ど根性の木根。どう育ったらこんな風になるのか?
新芽が伸びています。
白鳥山
約2時間。ようやく森を抜け白鳥山の麓へ。まだまだ元気!
早朝だったからでしょうか。こんなところにも鹿がいるんですね。
エメラルドグリーンに輝く六観音御池。
ツツジやリンドウが咲いています。
白鳥山頂上
韓国岳
ガレ場を登っていきます。だんだんと日差しが強くなってきましたがまだまだ元気。
本日の最高点、韓国岳頂上から定番の景色。高千穂峰はやはりかっこいい。ここまでくるのに約4時間かかりました。距離にして約14km。さあここから下りです。
大浪池への下り。この木段地獄が膝にくるんですよね。。。そろそろ膝と足首が痛くなってきました。
大浪池
同じようにトレーニング中のI氏と遭遇。明日は鏡洲を走るんだとか。タフですねぇ。
ここだけミヤマキリシマが満開でした。
えびの岳
実はえびの岳山頂のこの標識を見るのは初めてでした。
えびの岳を下ると一旦休憩。24km、6時間30分経過しています。
ちょうどお昼なので売店でうどんを食べて体力回復。
甑岳
ここから甑岳は一気に駆け上がる。湿原はマムシが怖いので降りませんでした。
再び森へ
最後の数時間は足を引きずりながら歩きます。ゴール地点間際でギンリョウソウを見ることが出来ました。
長い時間動けるトレーニングを
さて今回は約12時間という時間をかけて歩きまわりましたが時間が経てば経つほど膝が痛くなります。膝が痛くなると無理な歩き方をして今度は足首が痛くなるという悪循環の繰り返しです。
膝が痛くなる原因は筋力不足もあると思いますが何より下りでクッションをきかせることが重要だと感じました。
数時間の山行なら問題ありませんが、今回のような長距離だと少しずつ少しずつ披露が蓄積されていき、ついには普通に歩くことさえ困難になっていきます。
大会時は膝用のテーピングで対応していこうと思いますが何よりもまず膝に負担をかけずに長時間歩けるように月1で今日のような長時間長距離のトレーニングを続けていこうと思います。
次回は高千穂峰へ!霧島神宮から旧古道を登っていきます。