注文開始になったにも関わらず、部品の調達や価格設定にトラブルが相次ぎいつまでも発送が開始されないThinkpad X1 Tabletを尻目に、ついに9.7インチ版iPad Proが発表されました。
いつまでもThinkpadを待ってはいられません。いつかは購入すると思いますが、今はとりあえずタブレットが欲しい。
同じ12インチで迷うならSurfacePro4や12インチ版iPad Proが候補に上がりますが、正直パソコンにもならないiPad Proを10万近い価格で買うのはあまりにもコスパが悪すぎます。
アップルはPCをiPadに置き換えたいらしいですがまだまだWindowsノートPCの牙城は崩せないと思います。
特にSurfaceシリーズが登場してからはMacからWindowsに乗り換え、出戻りした人も多いのではないでしょうか?
となると比較するのは今回新登場した9.7インチ版iPad Pro。しかし諸々の事情で今回は画面サイズは妥協して実用性重視でiPad mini4を購入しました。
日経電子版紙面ビューアーは結局拡大しなければならない
iPadを買う目的は電子書籍閲覧や新聞を紙面イメージのままで読むことです。
店頭に置いているiPad Air2で試したのですが、見出し記事ならともかく、詳細な記事になると9.7インチ版でも拡大しなければ読みづらい箇所が多々ありました。同じ拡大して読むなら片手で持てるminiの方が利便性が良いです。
ちなみに写真はmini4です。
[appbox appstore 503424369 compact]
コミックの見開きは読めないことはない
続いて電子書籍を読む場合。これは明らかに画面サイズが大きい方が読みやすいのですがmini4でも妥協すれば何とかなります。ただし1コマの文字数が極端に多い漫画を読む場合はどうしても縦1ページで読んで行くほうが読みやすいと思います。
こんなページは見開きで読みたいですよね。
雑誌はどうだ?
立ち読み感覚なら横持ちでどんどんページをめくっていきますが、記事を読むのは厳しいです。じっくり読みたいならやはり縦持ちになるでしょう。
http://yokoden23.com/20140405_dmagazine/
いずれの場合も画面の小ささが故の弱点はありますが、それを補う利点が片手持ちできるという点です。
左手にiPadを持って右手でスワイプ。この動作が両手持ちの場合はなかなかうまくいかずストレスになります。
何故kindle paperwhiteを買わなかったか
発売から半年経ったiPadmini4なので、ケースや保護フィルムといったアクセサリも豊富にラインナップされています。保護フィルムは定番のパワーサポートのアンチグレアフィルムを貼っています。
電子書籍(活字)を読むにあたりkindle端末の方が目が疲れないという意見があって実際そのとおりなのだと思うのですが、1日の大半を仕事でパソコンの前で過ごす僕に、1日30分程の読書のためにkindleを買うのもどうかな?という迷いがありました。
mini4は液晶にフルラミネーションディスプレイや反射防止コーティングといった技術が使われていて、以前の機種より画面への映り込みがかなり改善されています。
それに加えて上記のアンチグレアタイプのフィルムを貼ることでさらに読書が快適になることは間違いありません。読書特化のkindleよりも汎用性の高いiPadの方が遥かに使い勝手がいいです。
最後にケース紹介
ケースは肌触りの良いプレミアムファブリックを使用したarareeの「ニートダイアリー」を購入しました。
液晶に接する部分はマイクロスエード。カバーの開閉で電源をオン・オフできるようになっています。
シンプルなデザインに赤のゴムバンドが存在感を出しています。