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霧島韓国岳ご来光登山とマンサク観賞

祝!33歳。
そう、私よこでん兄さん誕生日を迎えました。この歳になると一つ歳をとったからといって変わるものは何一つなくて、それでも自分の中で区切りをつけたい思いがあり初のご来光登山に挑むことに。
登ったのは日本百名山の韓国岳。勝手知ったる地元鹿児島と宮崎の県境、霧島連山の最高峰。
この日はえびの高原からの登山口(頂上まで1時間弱)が硫黄山の火山活動により立入禁止となっていたため大浪池登山口(頂上まで2時間半)から登ることに。おかげで登り始めたのは早朝4時。気温4度の完全冬山装備での登山になりました。

吐く息は白く高まる鼓動

登山口出発が4時少し過ぎ。大浪池まで約30分、そこからさらに池を時計回りに周って韓国岳の麓まで30分。一部のガレ場を除けばほぼ石段や木道で整備された歩きやすい登山道を進んでいきます。
あたりは静寂そのもの、真っ暗な登山道を照らすのはヘッドライトの明かりのみ。西の空を見上げると赤く染まった月が輝いていますが不思議と怖さや恐怖はありません。そんなことよりも1歩1歩頂上に向かって歩いて行くのが楽しくて仕方がありません。

東の空が青く染まる

登り始めて2時間弱、時間は6時、日の出まで残り約20分。9合目辺りに着いた時にはすでに進行方向の東の空、頂上の向こう側は鮮やかな青色に染まり南の高千穂峰や新燃岳を美しく照らし始めていました。

さらに進んで頂上へ。まだ日は昇っていませんがヘッドライトの明かりなしでも歩いていけます。いつもはごった返している場所ですが今日は貸し切り。気温は0度近くだったと思いますが風が弱いのがせめてもの救い。なんとかここで日の出を迎えることができそうです。

雲海に浮かぶ太陽

北の空は一面の雲海が広がっていて夷守岳だろうか?いくつかの山々が顔を覗かせています。少し右に目を向けるとそれまであんなにも青く輝いていた空が少しずつ少しずつオレンジ色に染まっていき、いよいよ太陽が昇ってきます。夢中でカメラのシャッターを押しますが、あまりの寒さに手がかじかんで上手く操作することができません。




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感動はここまで

さて、そろそろお腹が空いてきたので久々の山ラーメンを作ることにします。ガス缶とバーナーをセットしてお湯を沸かして乾麺投入!しかしここで事件が!
麺を投入したタイミングでまさかのガス切れ。。。あと3分、いや2分持ってくれれば何とか食べれたのに。ご来光よりも何よりも今日は山の頂上で食べるラーメンが楽しみだったのに・・・事前にガスの残量確認すべきやった。。。
朝焼けの韓国岳北峰がやけに目に染みます。ちくしょう><

ラーメンは諦めて再び袋に戻しました。家に帰ってゆっくり食べよう。
気づけば1時間以上頂上にいます。そろそろ他の登山者も昇ってきそうな時間なので大浪池目指して下山準備。

満開マンサク

下山中に春の花を見つけることができるかな?と思ってましたが残念ながらまだ見つけることはできませんでしたが大浪池周辺を見渡すと所々黄色に染まっている箇所がありました。早春に咲く花マンサクです。
離れて見ると綺麗だけど近づいてみると、、、うん。あまり可愛い花ではありませんね。

下山したのは9時前でしたが、その頃には登山口の駐車場は満車状態。マンサク目当てで来ている方が多いようです。
そのまま仙寿の里ラムネ温泉へ向かいひとっ風呂。早朝ということでこちらも貸し切り。この温泉のいいところは半露天風呂になっているところ。満開にはまだまだでしたが桜を眺めながらの露天は最高!