2016年、年明け早々に発表されたlenovoのThinkPad X1 Tabletがついに日本国内で発売決定となりました。
黒一色の直線的なボディに6段配列のキーボード。その真ん中にはこれぞThinkpad!トラックポイントも健在です。
出典:http://www.lenovo.com/jp/ja/
悲しいことにlenovoというとスパイウェア仕込んでる中国の会社でしょ?なんて話しを聞くことがありますが、IBM時代からノートパソコンはThinkPadを使っている身としては悲しい限りです。
確かに僕も百度(バイドゥ)なんかには同じ印象を抱いているし、ThinkPadはスペックの割に値段が高い。と思うことも多々ありますが、ThinkPadはNASA公認でスペースシャトルにも搭載され宇宙空間でも使われてるんや!と声を大にして叫びたい。だけどこれ以上アピールすると「信者乙」と罵られそうなのでこの辺にしときます。
2in1なら1台でOK
話しは変わって先日、iPadとMacBookAirを手放しました。これまでiPadは電子書籍等の閲覧が主な使い道でした
- 日経紙面ビューアーの閲覧
- Dマガジン閲覧
- kindleでの電子書籍閲覧
一方のMacBookAirはというと外での勉強会の時に持っていく程度。全く起動しない日々が続いていたので、これなら手放して最新機種購入の足しにしようと思った次第です。
数年前は考えられませんでしたが最近はMicrosoftのSurfaceをはじめ2in1のWindowsノートPCの躍進がすさまじく1台で十分にタブレット&ノートPCの役割を担うものになってきたと思います。
Apple製品もデザインは素晴らしいのですがやはり長年使いなれたWindowsには敵いません。そこで冒頭のThinkPad X1 Tabletが満を持して登場しました!何の迷いもなく購入したいところですが思わぬ壁が立ち塞がりました。何のことはない値段の高さです。
899ドル=20万だと!?
米国での販売価格は899ドルと言われていたので為替レートを勘案して高くても10万円を超えるくらいだろうと思ってましたがまさかの税込み20万円オーバーという仕様でした。
いくらなんでもこれはちょっと高すぎる。改めて冷静に考えるため他の競合機種、MicrosoftのSurface Pro4とAppleのiPad Proとのスペックを比べてみます。
ThinkPad X1 Tablet | Surface Pro4 | iPad Pro | |
---|---|---|---|
サイズ | 291×209.5×8.45mm | 292.1×201.4×8.4mm | 305.7×220.6x6.9mm |
重量 | 767g | 767g (Core m3 モデル) 786g (i5 / i7 モデル) |
713g(Wi-Fiモデル) 723g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
ディスプレイ | 12.0インチ | 12.3インチ | 12.9インチ |
解像度 | 2160×1440 | 2736×1824 | 2732×2048 |
ppi | 216ppi | 267ppi | 264ppi |
OS | Windows10 Pro | Windows10 Pro | iOS9 |
CPU | Core m3/m5 | Core m3/i5/i7 | A9X+M9 |
GPU | Intel HD Graphics 515 | Intel HD Graphics 515/520/540 | A9X+M9 |
メモリ | 4G/8G | 4G/8G/16G | 4GB |
SSD | 192GB | 128GB/256GB/512GB | 32GB/128GB |
ワイヤレス機能 | 無線LAN(802.11 a/b/g/n/ac) | 無線LAN(802.11 a/b/g/n/ac) | 無線LAN(802.11 a/b/g/n/ac) |
ワイヤレス機能 | Bluetooth4.1 | Bluetooth4.0 | Bluetooth4.2 |
リアカメラ | 8.0メガピクセル | 8.0メガピクセル | 8.0メガピクセル |
フロントカメラ | 2.0メガピクセル | 5.0メガピクセル | 1.2メガピクセル |
電源 | 45W | 24W (Core m3 モデル) 36W (i5 / i7 モデル) |
|
バッテリー | 約10時間 | 約9時間 | 約10時間 |
外部端子 | USB3.0 USB3.0(Type-C) MiniDisplayPort microSD ヘッドフォン |
USB3.0 MiniDisplayPor tmicroSD ヘッドフォン |
Lightning ヘッドフォン |
価格(税抜) | 202,000~224,000 | 124,800~289,800 | 94,800~128,800 |
iPadが安いのは当然ですがディスプレイのパフォーマンスはSurfaceが最もいいという結果は意外でした。
X1はメモリ16GBやLTE搭載も見送られてしまったようです。(2月19日以降カスタマイズで選択可能になるかも?)
そしてX1とSurfaceでそれぞれCPUがm3、メモリ4GBの機種で価格差約8万円というのもX1の購入を考えさせられる結果となりました。
Eクーポンに期待
ここでX1購入を諦めるわけにはいきません。Lenovoは必ずといっていいほどクーポンによる割引を実施してくれるからです。
先行して発売しているThinkPad X1 yogaはクーポン適用で32%引き。もし同率のクーポンが適用されたらX1の価格も約6万円下がることになります。仮に20%引きだったとしても約4万円。最後の希望としてクーポンに全てを賭けます。