秋吉台トレイルランニングを翌日に控え、今日の宿泊地は山口県湯田温泉。白狐伝説が残る温泉街です。
権現山の白狐伝説
昔々、湯田の権現山の麓の寺に小さな池があった。
その池に毎晩、傷ついた白狐がやってきて、足をつけていた。
この様子を見ていた寺の和尚さんが、不思議に思って、
その池の水をすくってみると、温かい。そこで池を深く掘ってみると、
湯がこんこんと湧き、薬師如来の金像があらわれた。この仏像は拝んで湯あみをすると難病も治る
「白狐の湯」として評判となり、温泉は栄えるようになったという。
※湯田温泉旅館協同組合より
探してみよう町の中の白狐像
- 湯田温泉駅前
- 井上公園
- 湯の町通り
- 観光案内所前
- 湯の香通り
- サンフレッシュ山口
と町中至る所に足湯があり、たくさんの白狐像を見つけることができます。
湯泉舎
源泉をくみ上げる様子を見ることができる施設。ここにも白狐。
妖怪メダル?
湯田温泉のマンホール蓋は温泉や通りの名前にちなんだデザインが描かれていて、気分は妖怪メダルコレクター。道路の真ん中にあるので写真を撮るときは車に注意しましょう。
足湯カフェ狐の足あと
町中の足湯は無料でくつろぐことが出来ますが、湯田温泉の中心地に一際オシャレな建物があります。それが足湯も楽しめるカフェ。狐の足あとネーミングからして興味をそそりますね。
入館料は無料ですが足湯を楽しむには別途200円が必要になります。気づかなかったのですが浴衣の無料レンタルもあるようです。
窓辺の湯
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが中庭を望む足湯窓辺の湯
山口出身の詩人、中原中也の詩集や湯田温泉の書籍が準備されています。さらにカフェで飲み物やデザート類を頼めば足湯を楽しみながらカフェ気分を味わうことがでる贅沢な空間です。
嬉しい事に1回の注文で山口銘菓ういろうがサービスでついてきます。
言音の湯
ことねの湯。中原中也をテーマにした音楽が流れるということでしたが、他の2つの足湯と比べたら少し見劣りしました。また湯も少しぬるめの感じです。
四季の湯
四季折々の風景が楽しめる屋外の足湯。温度も少し高めです。
みんな石の上にゴザを敷いて思い思いに楽しんでいました。
他にも観光拠点として湯田温泉の様々な情報を発信するタブレット端末が置いてあったり、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」パネル企画展をしていたりと観光地ならではのカフェでした。
屋上露天風呂にも白狐
宿泊した旅館の屋上露天風呂。こんなところにも白狐がいました。
夕食は夢源
狐の足あとの目の前にあるおむすびメインの居酒屋さんで。かしわのたたきとおむすびたくさんいただきました。