GPS搭載で心拍数も計れる至れり尽くせりな高性能ウォッチforeathlete225j。しかしその高性能がためにバッテリー稼働時間は10時間。普段の練習やフルマラソンには十分な時間ですが、テント泊での登山やトレイルラン、ウルトラマラソンには物足りないと感じている方が多いと思います。そこで気になるバッテリー関連の疑問を検証してみました。
充電時間は?
計測に使用したのはこちらのダンボ-バッテリー。軽量小型で2.1Aの急速充電対応とあり遠征時はお世話になっています。
これで充電した結果、1時間で約50%、2時間5分程で100%充電完了となりました。
Q:計測中に充電したらどうなる?
A:クレードルに繋いだ時点で計測はストップします
残念ながら継続して計測はされないようです。クレードルに繋ぐと充電画面になりそこから外すとアップデートのダイアログがでてきて計測はリセットされています。計測を一時停止して繋いでみましたが結果は同じでした。不幸中の幸いかGPSログは自動で保存されています。
そもそも登山やトレランに使いたいならForeAthlete920XTJやfenix2Jを検討すればいいのですが光学式心拍計搭載機は今のところこの225jのみ。ファームウェアのアップデートでどうにかならないものかと思ったのですが、前モデルの220からの問題のようなので難しそうです。
同じガーミン製でも過去の製品は計測中に充電可能なモデルもあったようなので是非改善をお願いしたい点です。
妥協案
225jは約10分の充電で約10%充電されて約1時間稼働することができます。
休憩中に一度計測ストップ→充電→再計測→後でGPS編集ソフトで結合
という手順を踏めばどうにかなりそうですがあまり現実的ではなさそうです。。。
バッテリー稼働時間は?
カタログ値で10時間のバッテリーですが実際は如何なものか?3パターン試してみました。
パターン | 計測場所 | GPS | 心拍計 | バックライト | Bluetooth | 稼働時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 主に屋外 | On | On | On | Off | 10:09:39 |
2 | 主に屋内 | On | On | On | Off | 9:44:14 |
3 | 主に屋外 | On | Off | Off(手動) | Off | 10:37:16 |
まずはパターン1、購入時の初期設定のまま外をぶらぶらランニングやら歩きやら、たまに室内に入りました。結果はほぼ10時間でバッテリー切れ。
続いてパターン2、1と同条件で室内に引きこもり。時間は伸びるかな?と思っていたのですが意外や意外こちらの方が30分近く短くなりました。推測ですが室内でGPSの受信感度が低下したため?と思っています。
最後にパターン3、心拍数機能をストップ。結果は約30分伸びました。
バッテリーについて補足
0%になるまでに4回ビープ音が鳴ります。
1回目は残り約10%程の時。
2回目は1回目の約50分後
3回目は2回目の約5分~10分後
4回目は3回目の約5分後。直後に電源オフになります。
目安として1回目の音が鳴ってから約1時間は使用することができます。