去年のお盆は磯間嶽に登っていました。
せっかくの夏休みなのに週末になれば雨雨雨、雨の連続の日々。大崩山行きも久住山も台風で延期になってテンション下がりっぱなしの日でしたが磯間嶽には予定どおり登る事が出来ました。岩稜ルートで頂上を目指します。
スタート地点からロープ
さすが鹿児島県最難関の山。しょっぱなからロープのお出迎えです。しかもこの登山口がわかりにくくて一度は通り過ぎてしまいました。
前半の岩場で早くも体力消耗
さてこの磯間嶽、第1岩場から第11岩場まで岩場と樹林帯の繰り返しとなるなかなかハードなコースです。
難易度の高い岩場には巻き道が用意されていますが折角なので可能な限り岩場を登っていきます。ボルダリングで鍛えた登攀力を今こそ見せてやる!
と意気込んで挑みましたが、、、
自然の岩は全然違いますね。そもそも落ちたら怪我するという恐怖心、真夏の炎天下、そんな状況でいつもの倍以上体力を消耗します。
まだまだ前半の坊主岩を少し過ぎた辺りで早くも体力を消耗しきってしまいました。
後半は巻き道へ
363mの低山のため登りはきつくありませんが稜線に出て先を見ると頂上はまだまだ先。しかも岩場がいくつも待ち構えています。水は1L持ってきましたが足りないかも。夏場は2Lくらいあってもいいかもしれないです。
第11岩場は約10m。ここまで全ての岩場を(たぶん)制覇してきましたが、こればかりは無理だと思い巻き道をとおりました。
最後の鎖場は30m
いよいよ頂上直下に到着しましたがここで最後の難関が、約30mの垂直な登り。四国石鎚山の鎖場が可愛く見えるほどです。一歩一歩慎重に登っていきます。意外と足場はしっかりと確保できるのでルートさえしっかりと選べば難なく登っていけます。
数分して頂上にたどり着いたときには高所恐怖症のため足が震えますが達成感でいっぱいでした。
- カラスアゲハ
- シオヤトンボ