真夏に咲く鮮やかなオレンジの大群。オオキツネノカミソリを鑑賞に井原山に登ってきました。まずは動画でどうぞ。
どうでしょうか?今年の見頃は今ひとつだ。とか見頃は7月いっぱいで終わった。などと言われていて訪れるまで不安でしたが、これだけの群生を見ることができたので大満足です。
小一時間の林道歩き
登山の何がいやって登山口までの離合困難な狭い道路です。今回も水無鍾乳洞登山口は避けて野河内渓谷側から登りました。
ここから1時間ほど退屈な林道歩きになりますが、渓谷の川の音や鳥のさえずり等を楽しみながら登ると案外楽しいものです。
この狭い林道に何故かドライバー無しの軽トラが停まっていてその向こうに前にも後にも進めず立ち往生しているワゴン車がいました。こんな目に遭うことを考えたら少しくらい歩いても走りやすい道のほうが安全です。
満開のオオキツネノカミソリ
水無鍾乳洞登山口から10分も進むとたくさんのオオキツネノカミソリに出会いました。
ちなみにオオキツネノカミソリとは案内板の言葉を引用すると
この花は、ヒガンバナ科です。高さは30cm~50cmの多年草です。丘りょう地や山地の林内に群生しています。当地域は、西日本一の群生地といわれています。
花の見ごろは、7月下旬~8月上旬です。色はだいだいで5~8cm、和名は「狐の剃刀」といい、葉が細かく鋭いことから、名付けられています。
オレンジ色の存在感
大群で咲く姿も壮観ですが、木陰に1本だけ咲く姿も綺麗でした。
マクロ撮影
TG-860のマクロ撮影。三脚が無いとどうしてもブレてしまいます。
山頂までは急登
オオキツネノカミソリの群生地を抜けると山頂まではきつい登り。山頂を目指さずに引き返す人も多い様子でした。
背振山系を一望
晴天の井原山頂上。広々とした山頂は多くの人で賑わっていました。九州北部にそびえる背振山系が見事でした。
雷山にも行きたかったのですが、ここからの道は藪こぎ必須の様子。暑さもあったのでまたの機会に挑戦したいと思います。
カラフルなチョウチョたち
今回は幸運にも蝶を撮影するシャッターチャンスがたくさんありました。
アサギマダラ
カラスアゲハ
クロアゲハ
その他の花々
オオキツネノカミソリの他にも夏の花がたくさん咲いてました。
真っ白な花火
KCP九州登山倶楽部で話題になっていた花。是非見てみたいと思ってたのですが、登山口すぐの場所に咲いてました。
何ていう名前なんだろう?
オニユリ
いつもは足元でみかけるけど今日は自分の身長より高い位置に咲いてました。
サイヨウシャジン?
山頂付近でみかけたとても可愛らしい花。もう少し綺麗に撮りたかった。
名前不明
最後にもう一度オオキツネノカミソリ
太陽の光に照らされてより一層鮮やかに輝いていました。
※今回の写真はオリンパスTG-860で撮影しました。