先週行われた霧島えびの高原エクストリームトレイル。
大雨で登山道は田んぼと化し木道もいたるところで崩壊してしまったようです。そんな登山道を整備すべく、主催者さんの呼びかけでコース整備を行うことになりました。
今日の韓国岳は晴天。先週がこの天気なら気持ちよく走れたのにな・・・
響き渡るハンマーの音
用意された鋤や鍬を使って水はけをよくしたり、整地したりしながら登山道を整備していったのですが参加メンバーの中にハンマー持参という粋な方がいらっしゃいました。
「ハンマーの方~」
という呼び声があれば颯爽と現場に駆けつけ木段の杭を打ち付けます。
登山道を塞ぐ木々もハンマーさんの手にかかれば数発で粉砕されます。
ちゃんと働いてるよ
そんなハンマーさん大活躍の時、僕が何をしていたかといいますと・・・
みんなそれぞれ道具を使って動いてる中、写真手前、手持ち無沙汰で立ち尽くしています。決して道具が無くて暇にしていたわけではなく、現場監督という重大な役割を果たしています。
参加者は30人弱だったのですが、これだけの人数がそれぞれ道具を持って山を歩く姿は一般登山者にとってはさぞ異様な光景だったと思います。中にはまんまトレラン仕様の服装で参加されている方も。整備したその道をさっそく走るんじゃないだろうな!と思わずツッコミたくなりました。
合計4時間程の作業で往復7km弱の行程でした。先週走ったばかりだというのに流石トレイルランナー。みんなタフです。どんどん先に進みますが僕は途中で力尽きてここでもリタイア(笑)少しはお役に立てたでしょうか?
初めて登山道整備を体験しましたが、水はけ用の水路の掘り方や木段の整備の仕方等いろいろと勉強することができました。普段安心安全に登山できるのはこういった活動のおかげなんだなということがよく分かりました。
また明らかにトレイルランナーが捨てたと思われるゴミも少なからずありました。みんなが気持ちよく登山できるようにゴミは必ず持ち帰るという心構えで走りたいです。
2時過ぎにみんなで弁当を囲んでトレラン談議をした時間が最高でした。その後はこれまたみんな仲良く温泉へ。僕も最近少しは引き締まってきましたが、この人たちをみるとまだまだだなと感じます。来年は体脂肪率一桁の細マッチョになってエクストリームトレイル完走を目指します!