GWの5月4日、晴れると信じて阿蘇を目指しましたが道中は雨。仙酔峡に到着しても晴れ間は見えません。
しかも現在の阿蘇は噴火の影響で火口から1km圏内は立ち入り規制中でした。手元の山と高原地図2013年版では高岳~中岳~火口展望所と周遊できたのに高岳ピストンになりそうです。
仙酔峡登山口のミヤマキリシマ
まだまだ蕾も多かったですが、登山口周辺はそこそこピンク色に染まっていました。ちょっとした観光だけならこの周辺だけでも十分時間はつぶせると思います。駐車場も無料なのでオススメ。
岩場、この先ずっと続くのかな?
岩場なんてここだけだよね。と思ってましたが阿蘇は火山、そんなはずはありません。韓国岳同様この先ずーーーっと岩場です。正式名称は仙酔尾根というらしいですが、あまりに単調な急登のためバカ尾根なんて呼ばれているそうです。
バカ尾根って・・・そりゃいくらなんでもカワイソス(´・ω・)
右に行ったら死が待っている
これだけ赤色で×印がありゃそりゃ行きませんよ。明らかに崖になっています。だけどもう少しガスがかかってくるとほんとに道が分からないのかもしれません。こういうサインは見落とさないように登っていかなければいけません。
中間点を過ぎて
いよいよ本格的にガスってきました。水蒸気でメガネが曇る。風も強くなる。ここまで半袖で登ってきましたがウィンドシェル着用。
唯一のロープ、トラバースポイント
見た目ほど足場は悪くありません。ロープは補助程度に考えてOKです。
稜線到着。巨大なケルン群
稜線にでました。ここからは平坦な道を歩いて頂上を目指します。
高岳山頂1592m
展望皆無!根子岳?祖母山?なーんも見えません。
規制も必要だけど頂上には行きたかったんだ!
行けるとこまで行ってみようと中岳を目指しました。分かってはいたけどロープが貼っていました。許せないのはその位置。あと少し、写真ではガスで分かりませんが50m先には山頂の標識が見えてるんです!
何でこんな手前で規制をかけるのか?ちょうどここが1kmだったんでしょう。仕方ありませんが泣く泣く引き返します。
晴れていたら山頂からは草千里や烏帽子岳、杵島岳が一望できるようです。
生きろ!ナナホシテントウ
何でこんな所に生息しているのか分かりませんがテントウムシ発見。身動き一つしませんがこんな火山でも強く生きて欲しいと思います。
月見小屋周辺は不気味な雰囲気
こんな小山っぽいのがたくさんあります。どこぞのダンジョンに迷い込んだ感じ。
晴れ間が覗いたときにはもう下山
もうすぐ下山というところでやっと晴れ間がみえてきました。数時間後に道の駅阿蘇に着いたころには高岳頂上は完全に晴れていました。悔やんでも仕方ありませんが登山なんてこんなもんです。
今日は道の駅で車中泊。温泉夢の湯に入ってくつろぎました。明日は草千里に行きます。