2月12日に「EXE-iシリーズの投資対象ファンド・参考指標変更のお知らせ」がSBIアセットマネジメント株式会社から発表になり投信ブログ界隈で話題になっていました。
すでに多数のブログで検証されていますが、僕もEXE-iグローバル中小型株式ファンドを積み立てているので改めてEXE-iとはどのようなファンドか?今回何が変更になったのか調べてみました。
EXE-iとは?
『シンプル』&『低コスト』をコンセプトとしたパッシブファンドです。
“シンプルでわかりやすい“資産クラスの異なる5本のファンドから構成され、
複数のETFに投資するファンド・オブ・ファンズ方式で運用されています。
- ●EXE-i 先進国株式ファンド
- ●EXE-i 新興国株式ファンド
- ●EXE-i グローバル中小型株式ファンド
- ●EXE-i 先進国債券ファンド
- ●EXE-i グローバルREITファンド
株式・債券・REITを広くカバーしているのが分かります。
この中の二つ、新興国株式ファンドとグローバル中小型株式ファンドが今回変更になったようです。
変更点その1 投資対象ファンドの変更
まずは新興国株式ファンド
変更前 | 変更後 |
---|---|
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF:90% | シュワブ・エマージング・マーケッツエクイティETF:90% |
iシェアーズ・MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティETF:10% | iシェアーズ・コア・MSCI・エマージング・マーケッツETF:10% |
続いてグローバル中小型株式ファンド
変更前 | 変更後 |
---|---|
バンガード・スモールキャップETF:50% | シュワブ U.S.スモールキャップETF:60% |
iシェアーズ MSCI EAFE・スモールキャップETF:40% | バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF:40% |
ウィズダムツリー・エマージング・マーケット・スモールキャップ・ディビデンド・ファンド:10% |
変更点その2 参考指標の変更
変更前 | 変更後 | |
---|---|---|
新興国株式ファンド | MSCI KOKUSAI・インデックス | FTSE Kaigai・インデックス |
グローバル中小型株式ファンド | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ | FTSE グローバル スモール・キャップインデックス |
変更点その3 信託報酬が下がった
一番嬉しいのはここです。ただでさえ信託報酬が低いことで話題のEXE-iシリーズですが投資対象ファンドを変更することで更に下がっています。1%にも満たないわずかな差ですが長期間保有することでジワジワ効いてくると期待しています。
変更前 | 変更後 | 差 | |
---|---|---|---|
新興国株式ファンド | 0.4084% | 0.3924% | -0.016% |
グローバル中小型株式ファンド | 0.5164% | 0.3764% | -0.14% |