冬山での防寒対策について調べていたら、ハクキンカイロなるものの存在を知りました。
カイロといえば使い捨てカイロしか知らなかったので
こんな便利な物があったのか?と驚きました。
だけどよくよく調べてみると昔のカイロと言えばこれだったらしいです。
今回僕が購入したのはZIPPOハンディウォーマーという商品ですが、元々のオリジナルがハクキンカイロらしいです。
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- ハンディウォーマー本体
- ZIPPOオイル
- 注油カップ
- 専用袋
- 取扱説明書
がセットになっているので、あとはマッチかライターがあればすぐにでも使い始めることができます。
普通の使い捨てカイロと何が違う?
最大の特徴は繰り返し使えるということ。
ハクキンカイロが温かくなる仕組みは本体内にベンジン注入、
中の綿をとおして気化したベンジンを
触媒で燃焼させることで発熱という流れになっているようです。
中心部をライター等で3~5秒暖めることで燃焼が始まります。
25ccのベンジンで約24時間発熱が続き、その熱量は使い捨てカイロの約13倍というから驚きです。
大きさは10cm×7cm×1cm程で手の中にちょうど収まるサイズです。
早速使ってみましたが結構クセのある代物だと感じました。
まずは触媒をライターで点火する際にうまく点火できているかどうかが分かりにくい。
点火しても中の綿が触媒に触れていると触媒が湿ってしまいうまく発熱ができない。
たぶんそのせいで初回は6時間程しか発熱しませんでした。
何度か使って調整の必要がありそうです。
それでも発熱している間はこの小ささからは考えられないくらいに十分な温かさでした。
温かく、繰り返し使えて、不要なゴミもでない。
いいことづくしのハクキンカイロ。
冬山登山の貴重な装備品がまた一つ増えました。