2014年はふるさと納税が大ピックアップされたため各地域の特産品をゲットされた方も多いと思います。
僕も2ヶ所に寄付をしました。
ふるさと納税すると所得税・住民税が戻ってくるというのは多くの方がご存じだと思いますが、それは自動で戻ってくるわけではありません。
確定申告で寄付金控除を行うことによって還付される仕組みになっています。
ちなみに所得税は数ヶ月後に指定の金融機関に還付されますが
住民税は6月納入分以降から控除されます。
現金で戻ってくるわけではないので注意が必要です。
確定申告に挑戦
多くの方は会社で年末調整をしているため確定申告とは無縁です。
僕も過去10年間確定申告?ナニソレ?って感じで過ごしてきました。
今回確定申告に初挑戦するにあたりパソコンで申告しようと思いましたが、
ブログのネタにもなるだろうと思いスマホ(iPhone)を使って確定申告してみたいと思います。
大まかな流れはiPhoneで金額入力→印刷→必要書類と併せて郵送となります。
余談ですがe-Taxはオススメしません
パソコンを使う方法の一つにe-Taxがあります。
全てを自宅で済ませることができるため便利と思われがちですが、
住民基本台帳カードやカードリーダが必要で環境を整えるために余計なお金がかかります。
またマイナンバー制度が始まるとおそらく手続きが変更になるので
パソコンで確定申告をする場合も郵送を選んだ方が便利です。
これから紹介する方法はiPhoneで行った画面のスクリーンショットですがパソコン上でもほぼ同じだと思います。
作成開始
どこから行えばいいか分かりませんか?
大丈夫。リンクを貼っておきますのでアクセスしてください。
国税庁・確定申告書等作成コーナー
この画面が表示されたら作成開始ボタンをクリック。
1.事前準備
1-1.環境確認等
- 端末環境チェック
- プリンタ設定
- 利用規約
3つのチェックボックスにチェックを入れてください。
プリンタが自宅になくても大丈夫です。(ただしコンビニ等で印刷が必要です。)
1-2.年分選択
ここは迷わず26年分を選びましょう。
2.申告書等の作成
2-1.入力方法選択
以下年末調整済みの方を対象とします。左の青い方を選択してください。
2-2.申告書の作成をはじめる前に
生年月日の入力。先は長いです。さっさと済ませてしまいましょう。
2-3.給与所得
ここからはお手元に源泉徴収票を準備してください。
- ピンク支払金額
- ブルー所得控除の額の合計額
- イエロー源泉徴収税額
- グリーン住宅借入金等特別控除の額(該当者のみ)
金額を入力したら最下段に支払者情報を入力します。
入力終了をクリックすると次の、控除等及び入力及び計算結果確認画面になります。
寄付金控除の隣にある「入力する」をクリックします。
市町村から送られてきた受領書(呼び方は受納書、領収書等若干違います)を見ながら
- 1 寄付年月日
- 2 支出した寄付金の金額
- 3 寄付先の所在地
- 4 寄付先の名称
を入力します。
僕は寄付年月日を覚えていなかったので受領書に記載の日付(おそらく領収日)
また受領書に所在地の記載がなかったので○○県○○市と記入しました。
- 5 寄付金の種類
は「都道府県、市町村に係る寄付金」を選択します。
他の市町村を入力する場合は「もう一件入力する」をクリックします。
全ての入力が完了したら右下の「入力終了」をクリックすると計算結果がポップアップ画面で表示されるので、そのままOKをクリックすると元の画面に戻ります。
再度右下の「入力終了」をクリックします。
2-4.住民税等入力
寄付控除の金額は自動で入力されています。
項目に該当がなければ入力終了でOKです。
2-5.住所・氏名等入力
中程に提出年月日等とありますが、提出予定年月日と読み替えて問題ないと思います。
申告書等作成終了ボタンを押します。
申告書等の送信・印刷
プリンタがある方はここで印刷します。
無い方はPDFファイルを保存するのをお忘れ無く。
送信・印刷後の確認事項
提出方法や添付書類についての記載があります。
提出書類は
- 申告書A第一表
- 申告書A第二表
- 源泉徴収票
- 寄付金の受領証
になります。
第一票には押印が必要となります。
以上、お疲れ様でした。
いかがでしたか?
順調に入力できましたか?
あとは書類を所管の税務署に提出して
手続き終了となります。
不備の連絡がこないことを祈りつつ還付を待ちましょう!
※2015年4月以降はふるさと納税ワンストップ特例制度が創設になるため確定申告は不要になる予定です。
(ただし5団体を超える場合は引き続き確定申告が必要なようです。)
詳しくは平成27年度 税制改正大綱の39~40ページに記載されてます。