その昔Microsoft moneyというソフトがありました。
非常に優秀な家計管理ソフトで愛用していたのですが2011年でサポート終了となりました。
その後スマホ時代となりiPhone等で必要な情報をいつでもどこでも入力できるようになり,
さらにオンラインで銀行やカード会社と連携し様々な情報を同期する素晴らしいアプリが多数登場しています。
実際アプリを幾つか試したのですが,現在家計簿はExcelで管理しています。
数十年後の家計を管理できるか
EXCELで65歳までの収入額と支出額を一月一行ごとに入力して毎月の収支,貯蓄額を計算しています。
スマホアプリは当月の管理や過去の記録を見返す事は得意ですが、
未来の予算を作成してさらにそこから支出予定額を入力するという機能はあまりないように思えます。
それに30年、40年先までの支出をスマホで入力するのは面倒ですよね。
収入額(法廷控除前)の金額をグラフ化しています。
突出している部分は賞与です。55歳で家を購入予定なので住居手当分収入が減っています。
所得税等の法定控除が計算できるか
未来の収入を計算するにあたり,所得税や住民税,社会保険料等の計算が必要になります。
多少複雑ですが関数で数式さえ入力すれば,法改正等がない場合ほぼ100%現実に近い収入額が計算されます。
また,年末調整も別シートで管理しているため毎年の還付金まで把握することができます。
所得税の計算について詳しく知りたい方は国税庁のWebサイト
平成27年版 源泉徴収のあらましの中の給与に対する源泉徴収税額の電算機計算の特例等
で計算方法が確認できます。
必要な情報を出力できるか
ExcelはAccessには劣りますが簡易データベースとして使うことができ、
関数を使うことで必要な情報を別シートに射影・選択・結合できます。
基本的な情報は「収入シート」「支出シート」別々に管理して「収支シート」に整理してまとめるといった使い方ができます。
まとめ
EXCELでは最初でテンプレートを作り関数さえ入れ込んでおけば
その後は必要最小限の入力で済ませることができます。
iPhone版のExcelがさらに進化すればモバイル環境でもアプリに負けない家計簿になると信じています。
Microsoft Excel
カテゴリ: 仕事効率化