クロスクラッシュ!!!(CV.関 智一)
時は平成35年
今年がNISA最後の5年目
そんなある年の物語
さてここに
- そこそこの成績を上げてきた債券ファンド
- 全くふるわない株式ファンド
- それら2つのファンドを組み入れているバランスファンド
3つのファンドがありました。
ヤマダ君は1年目の初日にバランスファンドを100万円分購入しました。
アキト君は同じ日に債券&株式ファンドを50万円ずつ購入しました。
5年目の中頃それは突然起こりました。
クロスクラッシュ!!!(CV.関 智一)
その日を境に債券と株式の基準価格は逆転していきました。
ポイント1 バランスファンドは常にマイナス
1年目にバランスファンドを購入したヤマダ君。
彼のファンドは5年間常に損益を抱えている状態でした。
NISAの非課税制度を全く生かせませんでした。
ポイント2 個別ファンドはプラスの時期がある
一方のアキト君
幸か不幸かクロスクラッシュ直前に債券ファンドを売却。
どうにか損益をまぬがれました。
もちろん株式ファンドも5年目12月に売却でこちらも利益を得る事ができました。
まとめ
個々のファンドの売却時期をずらすことで、リスクを減らすことができました。
もちろん現実はこんなにうまくいきませんが
こういうこともあり得るというシミュレーションにはなったでしょうか。
僕も投資1年目、とりあえずという気持ちでバランスファンドを購入していますが
今後は少しずつ比率を見直していこうと思います。
何より個々のファンドを持つことで株式や債券それぞれの市場の動きに敏感になり
自分の目を養うことができるようになると思います。
NISAはまだまだ始まったばかり。
いろんな可能性を考慮しながら投資を考えていきたいです。
※SMTインデックスバランス・オープンなる新商品が登場したようです。
バランスファンドのポートフォリオは見ていて飽きんです。