午前2時に自宅を出発。下道を走りながら大分県佐賀関に着いたのは9時前。ここまでの運転で既に7時間経過。朝食にねばねばな海藻たっぷりの名物くろめうどんを食べてフェリーに揺られること1時間。愛媛県三関に到着しました。
そこから更に高速で2時間かけて徳島へ、高速を下りた後は約1時間かけて狭い県道を走る。剣山登山口がある見ノ越リフト場に着いたのは午後3時過ぎでした。
妥協してリフトに
このまま登山開始といきたいところですが普通に登って下りたら下山は夜。初めての山でライトの灯りを頼りに歩くのは不安なのでリフトを利用することにしました。
リフトが運転しているのは4時までなので慌てて準備を整えました。10月の夕暮れ時、標高が上がるにつれてだんだんと寒くなっていきます。
気温3度の頂上付近
リフト降り場から山頂までは地図では40分でしたが急いで登ったので30分くらいで着いたと思います。急いだとはいっても名水百選の剣山御神水(つるぎさんおしきみず)や「天地一切の悪縁を絶ち現世最高の良縁を結ぶ」と大層な肩書きのある大剱神社にも立ち寄りました。
たどり着いた剣山頂上ヒュッテ入り口の温度計をみると気温は3度,寒いはずです。中に入って休憩したい気持ちを抑えていったん頂上を目指します。
ここからは整備された木道が続きますが,吹きさらしで遮る物も無い山道,風がおそろしく強い。体感温度はマイナス超えてたと思いますが,ここまで走って登ってきたせいか体はぽかぽか。頂上付近の展望を楽しんだ後は早々に山荘に引き返しました。
あめゆを飲みながら一段落
再び山荘に戻った頃には夕食の準備の真っ最中でした。九州の山荘は無人のものが多いのでここのように宿泊もできる施設は初めてでした。忙しそうに準備している中申し訳なかったけど名物飴湯(あめゆ)を注文しました。温かくしょうががたっぷり効いていて体の芯から温まります。あんまりゆっくりしていたら外はそろそろ日が暮れそう。ヘッドライトを準備して下山の準備を整えます。
下山時の夕焼けが綺麗でしたがこちらは下ることで精一杯。リフト場を後にしてあとは逃げるようにして下山。さほど厳しい山道ではなかったため小一時間で下山することができました。
下山したのは午後6時。登山口にある定食屋さんがあいていたのでこちらでそばがゆとあまめの塩焼きをいただきました。そういえば運転に必死で昼ご飯もろくに食べていなかったと思います。
途中で立ち寄った温泉はいやしの温泉郷。車中泊ポイントは道の駅633美の里。着いたのは夜中の9時過ぎでした。明日の石鎚山にそなえて寝ます。疲れた。